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ジーンズお直し事例

バルマンのバイカーデニムをダメージが目立たないようにリペア

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バルマンのバイカーデニムリペア前



バルマンのバイカーデニムリペア後

バルマンのバイカーデニムです。

バルマンは、ご存知の通り、非常に高価なデニムで、正直なところ、
リペアを行う業者も引き受けるのに、勇気のいるジーンズとなります。

GAMUSHARAでは、お陰様でハイブランドさんのご依頼が非常に多くあり、
免疫というと変かもしれませんが、特段問題なくお引き受けしております。

ただ、やはり素材等の面から、
バルマンのジーンズはリペアも裾上げアタリ出し加工も、
難易度が非常に高い!

ゴムのように伸びる素材のものが多く、
独特の縫製や切り返し加工がこれでもかと施されております。

これだけ手のかかったデニムでは、
ブランド価格もありますが、高額なのも頷けます。

さて、今回のジーンズでございますが、
見事にお尻部分がバックリと裂けてしまっております。

バルマンさんは、縫製がしっかりしているのに対し、
穿き心地も追求しているため、
こういった縫製部分が破れやすい傾向があります。

穿き心地が非常に良いので、破れてしまっても
末永く着用し続けたいというユーザー様は非常に多く、
GAMUSHARAでは、ハイブランドジーンズではあるものの
非常にお直しの割合の多いブランドです。

上記で少し触れました通り、
バルマンのジーンズはリペアが非常にやりにくいです(汗)

ステッチを入れすぎてしまうと、生地が伸びてしまうし、
ある程度ステッチを入れないと、
穴を塞いで目立たなく補修することが出来ない…

丁度よい加減での作業が要求され、
落とし所を見出す必要がある作業になっていきます。

ご覧の通り、ある程度目立たなく
仕上げることが出来ているかと思いますが、
本来ですと、もう少し穴を埋めてしまっても良い状態です。

ですが、これ以上行ってしまうと、
仕上がりが固くなっていってしまい、
生地もよれていってしまうので、
経験からくる感に従い、作業終了です。

これくらい埋まっていれば、
着用時間近で見ない限りは目立ちません。

ハイブランドのイメージを崩さず、
リペアを行うのも、職人としてのセンスが問われる部分ですね!

私がお直しを担当しております

竹澤順一

担当:竹澤 順一(職人歴18年)

ジーンズ裾上げリペア工房GAMUSHARA

2007年創業より、これまで34,000件以上のお直しを全て私が責任をもって対応してまいりました。他店で断られたケースもご相談ください。

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