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お直しに不向きなジーンズ

お直しに不向きなジーンズ

ジーンズの性質によって、リペア自体が難しいタイプのジーンズというものがございます。
以下のタイプのジーンズの場合、同様にリペアをしても、通常の仕上がりレベルにならない場合がございます。まずは、ご依頼予定のジーンズをご確認の上、ご相談ください。(お問合わせはこちら

濃い色、ブラック、マッド調のジーンズ
濃い色やブラック、マッド調のジーンズがリペアに不向きというのは、光の反射具合が異なることが原因です。
色落ちしたジーンズでも同じような現象は起こるのですが、特に濃い目のジーンズの場合は、この光の反射率が角度を変えたときに過度に変化いたします。
マッド調のジーンズの場合も、光の吸収率の高い糸を使用するため、同様のことが言えます。

したがいまして、正面から見た限りでは綺麗でも、角度を変えて見るとリペア跡が見えてしまう・・・といった現象が起きやすくなります。
特にブラック系はその点が顕著な上、同じ色味の糸を捜すのが極端に難しく仕上がり具合は劣ってしまいます。

PC環境により色の見え方に違いがございます


リペア希望箇所が単色、
または色落ちがのっぺりしている
リペアは、修復箇所の周囲の「縦落ち」に沿ってステッチを入れるようにして色を同化させ、目立たないように仕上げます。
そのためには「縦落ち」が必要であり、糸とジーパンの色の相性が80%以上合えばそれが可能になります。
しかし、「縦落ち」自体がない、もしくはリペアご依頼箇所が単色の場合や色落ちがのっぺりしていて「縦落ち」がそれほどないものは、その処理ができないため、糸とジーンズの色の相性が100%同じでないとステッチが目立ってしまい、仕上がりが劣ってしまいます。

GAMUSHARAでは、糸選びに関しては絶対的な自信を持っておりますが、100%同じ色の糸を探し出すことは物理的に不可能に近いため、結果的に若干仕上がりが劣ってしまうことは避けられません。
(※カラージーンズなども上記の内容に該当します)

色落ちがのっぺりしている

単色系のカラーのジーンズ例


綿100%でないストレッチ素材が
含まれたジーンズ
ストレッチ素材のジーンズは生地が伸びてしまいますので、リペアを行うことによって周囲の生地の歪みが起こりやすくなってしまいます。
また、はきこんでいきますとストレッチ素材(ゴム)が伸び切ってしまい、激しく型崩れを起こし、お洗濯をしても元に戻らないという状態になります。
結果、修復をしても仕上がりが劣ってしまうか、場合によってはリペア自体が不可能なケースも出てきてしまいます。

ストレッチ素材が含まれている例


デザイン性を重視しているジーンズ
デザイン重視のジーンズは、通常のジーンズとは異ることが多く、リペア自体が非常に難しいケースが多いです。
ブランド物では、RRL、ディーゼル・タバニティ・トゥルーレリジョンなどが上げられます。

特にRRL、タバニティとディーゼルの一部のジーンズは非常に特殊なため、仕上がりが通常のジーンズと比べて悪くなってしまう傾向があります。

特殊デザインの一例

ダブルウエスト・ステッチ色特殊・ベルトループ過剰取り付け・ジッパー過剰取り付け・生地の切り返し多数


これらに該当すると思われるジーンズをお持ちのお客様へ

直接ジーンズを送りいただく前に、必ずフォームから画像を添付してご相談ください。画像から判断できる場合は、その時点でこちらからその旨お伝えさせていただきます。但し、実物を拝見しないとわかりかねるものもございますので、その点は何卒ご了承くださいませ。

お問合わせはこちらから