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デニムのロールアップ部分のダメージを普通リペア

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裾上のダメージのリペア前


裾上のダメージのリペア後

こちらのダメージは、長い間ロールアップして着用していた部分が、
破れてしまった状態の普通リペアです。

ロールアップして着用していると、案外気づきにくいのですが、
靴や地面に折り返した底部分が常時擦れている状態となるため、
比較的傷みやすくなってしまいます。

裾部分は、3つ折りや4つ折りといったように、生地が分厚く
折られ、さらに解れないようにステッチを入れて縫製してあります。

そういった部分から傷みはしまずが、極端に破れやすくなってしまうという
ことは、基本的にありません。

しかし、ただ単に折り返しただけのロールアップ状態の場合、
薄い生地がむき出しで、しかも一枚のみという非常に弱い状態となります。

なので、あっという間に生地に傷みが生じてしまい、どんどん破れていって
しまうのです。

しかも、怖いことに、折り返していると、いつの間にか折り癖がつき、
馴染んでしまうため、破れはじめていることに気付きません。

気付いたころには、ある程度傷みが進んでしまった・・・

という事態となりますので、お気を付けください。

しかも、さらに厄介なのは、この状態をリペアする場合、
裏側に当て生地をする必要があるため、リペア後にロールアップして
着用することが出来なくなってしまう点です。

単純に折り返したら、裏側に当て生地が施されているわけですから、
カッコ悪いですよね(汗)

リペア自体は問題なく行えますが、こういったデメリットがありますので、
ロールアップして着用する場合、十二分に気を付けてください!

着用の度、ロールアップ位置をズラしたりするのも延命の良い手段になりますよ!

私がお直しを担当しております

竹澤順一

担当:竹澤 順一(職人歴18年)

ジーンズ裾上げリペア工房GAMUSHARA

2007年創業より、これまで34,000件以上のお直しを全て私が責任をもって対応してまいりました。他店で断られたケースもご相談ください。

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