こんにちは。
群馬県でジーンズのお直し屋を運営しています、
GAMUSHARA店長の竹澤です!
今回の記事は、トゥルーレリジョンの上級グレードの『SUPER T』の
後股ダメージ部分を完璧リペアです。
セレブ御用達、多数愛用していることで知られるトゥルーレリジョン。
その中で、5本糸を一束とした極太ステッチで仕上げられているのが、
この『SUPER T』というタイプです。
ちょっと話が反れますが、当店では、
SUPER Tの裾上げアタリ出し加工も行っているのですが、
物凄く作業時間を要し、物凄く気力を必要とする作業のため、
毎月限定5本の完全予約制で行っております。
それであっても、半年近く先までご予約で一杯となっております。
お待たせしてしまっております皆様、本当に申し訳ございません。。。
今回は、裾上げアタリ出し加工のご依頼ではなく、
『後股部分のダメージを目立たなくお直しする』というリペアのご依頼です。
トゥルーレリジョンのデニムの多くは、
特殊な生地の編まれ方をしていて、パッカリングという生地の
ウネリが起こりにくいように仕上げられております。
この特殊な編まれ方は、実はリペア技術にとって
物凄ーーーーーーく、天敵です!!
リペアは、基本的に、縦落ちと呼ばれるジーンズ特有の
色落ちに沿ってデニムに近い色の糸を入れていく形で行います。
しかし、
トゥルーレリジョンのような編まれ方のものの場合、
この縦落ちがしっかり出ず、さらにリペアで入れていく糸自体が
生地にしっかり食い込まないため、リペア跡が浮いて見えてしまうのです。
説明し出すと切がなくなるので、
こういった理由からリペアに不向きなデニムブランドさんです(汗)
『お前、そんなこと言って、クオリティが落ちた言い訳にしようとしているだろ!』
と、皆様の心の声が聞こえてきます。。。
フッフッフッ。
汚名返上、仕上がりをどうぞ!!
今回は、先にリペア後の画像を載せました!
中々綺麗に直っているでしょう?
当店、GAMUSHARAのダメージを目立たなくお直しする方法の完璧リペアは、
とても特殊な方法で行っているため、結構綺麗に直せたりします。
ただ、どうしようもない・・・というケースも年間何本かありますが。。。
そういったときは、ガッチリとご説明し、
違うリペア方法をご提案しております。
おっと、忘れるところだった(汗)
これがリペア前の状態です。
どうでしょう、GAMUSHARAクオリティは?
ホームページで多数リペアサンプルを掲載しています。
よかったら、見てやってください☆