こんにちは。
群馬県でジーンズのお直し屋を運営しています、
GAMUSHARA店長の竹澤です!
かなり久しぶりのブログの更新です(汗)
お陰様で、毎日非常に多くのご依頼やお問い合わせをいただいており、
それらの対応で、一日が終わってしまうような状態です。
今回、現在のジーンズについて、書きたいと思います。
最近、ジーンズの人気が復活し、
リペア、裾上げアタリ出し加工共にご依頼が非常に多くなっております。
特に、女性のお客様からのご依頼が多くなっており、ストレッチがかなり強く、
『これは、ジーンズなのか』…と思わせるほどの伸び伸び具合いで、
驚かされる毎日です(笑)
一時期、ジーンズの人気は低迷し、ジーンズ業界がかなり危ない時期がありました。
各ブランドさんが試行錯誤した結果、
『履き心地を重視する』という結論に至ったのかと思われます。
スーパーストレッチを始め、ディーゼルのジョグジーンズのように
スウェット素材を用いたジーンズまで登場しております。
※現在では各ブランドからスウェット素材のジーンズが発売されております
やはり、ジーンズ特有のゴワゴワ感から少しでもイメージを変えたいという部分が見受けられ、
デザイン面も見直され、結果、ジーンズの人気が戻った形になったわけです。
この方向転換は、コアなジーンズユーザー目線で考えますと、
少しあり得ない話ではありますが、やはりブランドとしても残っていく必要がありますので、
やむを得ない選択だったと思います。
現在では、ヘビーオンスのジーンズまで作っている『とあるブランド』までも
スウェット素材のジーンズを展開し初めているくらい、その波は大きいものがあります。
先日も、25ozか24ozか忘れてしまいましたが、かなりヘビーオンスで、
スウェット素材のジーンズの裾上げのご依頼をいただきました。
ここまで分厚いと、ちょっと、厳しい部分はありますが、もちろん、
しっかり仕上げさせていただいております(笑)
綿100%のジーンズももちろん、同時に展開されており、
デザイン面で洗練され、シルエットも昔に比べるとかなり綺麗になりました。
今年の春夏は、ヒザに大きめのダメージを空けてあるデザインのジーンズが
非常に流行したためか、リペアのご依頼も非常に増えました(笑)
デザイン、履き心地、シルエットを総合的に高めているブランドは、
今のところ、やはりインポート系のブランドになるかと思われ、
日本ブランドは、少し遅れている感じが否めませんが、
今後、展開されていくのではないかと思われます。
時代の流れと共に、変化はつきものです。
変化を恐れていると、その先に待っているものは衰退しかありません。
『コアなジーンズも残しつつ、履き心地の良いジーンズも作っていく』
難しい舵取りかもしれませんが、今後の各ブランドの飛躍を期待したいです。
余談ですが、私、GAMUSHARA店長の竹澤は、
どちらのジーンズも履きますよ(笑)