デニム、ジーンズの豆知識
- ジーンズの洗濯に洗剤を使っていいのか?
- 種類によっては、漂白剤や蛍光剤といった要は衣類を白くさせるための薬品が入っているので、
結構色が落ちます。
また、ご存じのとおり、通常の衣類用の洗剤を使用してしまうと上記薬品の影響で色の落ち方が
マダラになってしまったりするのです。
やはり、お洗濯は、ジーンズ専用の洗剤を使用するのがベスト!
ただ、専用洗剤は高いので、代用としてキッチン用の食器洗い洗剤やボディーソープといったも
のを使用する人もいるようです。
結論は『洗うなら中性洗剤で洗うように!』っていうことですね。
- ジーンズを洗濯機で洗っていいのか?
- 洗濯機で洗うときは、洗濯機のファンやその他洗濯機に入っている衣類で擦れてしまうので必ず裏返してネットに入れて洗うようにしてください。
もちろん、ジーンズ単品で洗うことが大前提です!
裏返してネットに入れていただければ、洗濯機で洗っても問題ありません。
ネットに入れずに洗うと、洗濯機の遠心力とファン等の影響で生地に擦れが生じたり、ムラな色落ちをしたり、ダメージ部分が大きくなってしまったりしますので、ご注意ください。
- 洗濯後の干し方は?
- ジーンズは裏返してから逆さにつるして干します。
なぜかというと、 ヒザの部分に重みを掛けて、ヒザの出やヒザ裏の皺を伸ばす為です。
ジーンズにかかわらず、基本的にズボンは逆さで管理するようにしましょう。
ただし縦にストレッチ性のあるジーンズは、逆さに干すと逆に生地が伸びてしまうことがあるで気をつけてください。
また、縮みやすい素材の場合は、脱水を軽めにして水分を残して干すと、縮みが軽減されます。
- ノリの落とし方は?
- 一番簡単なのがお湯(70度以下)でジャボジャボ洗うことです。 ただし引っ張ったり揉んだりしないように!
お湯がかなり汚くなるので、そしたら形を整えてそのまま一晩浸けておきましょう。
お湯を入れ替えるのが一番良いです。
そうすることで糊がふやけますので、 翌朝にでも、裏返して洗濯機などですすぎ洗いします。
そのまま脱水して、裏返したまま逆さにして干して完成です。
- ジーンズはどのくらい縮むのか?
- ジーンズによっても違ってきますが、経験上、大体5回くらい洗濯すると縮みきると思います。
そして洗濯をすることで自分の体に馴染んできますので、 洗って干して半月くらい履いたらまた洗って・・・と繰り返してください。
そうするといつの間にか体にピッタリくるようになります。
干すときはもちろん裏返してウエストを下にしてください。
長く穿かれると、だんだん生地自体が伸びてきますので、気持ち丈等が長くなってきてしまうこともあります。
- 乾燥機にかけるとなぜ縮むのか?
- 綿の繊維に含まれている油分や微妙な隙間が洗ったり乾燥機にかけたりしますと極端にしまります。
その関係で、滑りの良かった繊維同士が絡まり易く成り、その関係で縮みが生じてしまいます。
さらに乾燥機の場合は熱を加えますので、一気に状態が進行し、極端な縮みを起こす形になります。
縮みが気になる場合、乾燥機は使用せず、ストーブなどでやさしく暖めて乾かしたりすると、比較的縮みが少なく済むらしいです。
これは、常連のお客様からの受け売りですが(笑)
- ジーンズを洗うとヒゲが綺麗に出ないって本当?
- ヒゲは、最初はシワとなって、一定の場所に出現します。
洗濯を行わないと、ずっと同じ位置にシワが出来続けるので、同じ位置だけが極端に擦れていき、しっかりヒゲとして成長していくわけです。
しかし、洗濯を行うと、シワ部分が一度リセットされてしまうため、シワが寄る位置が若干ズレてしまい、ボヤけたヒゲになってしまうというわけです。
洗濯を行っても以外と生地がシワの位置を記憶しているのですが、洗濯にはジーンズそのものの固さを取ってしまう要素があるため、そういった部分でもヒゲの出方があまりカッコよくないものになってしまう傾向があるようです。
糊がついた状態から洗わないと、単純にパリパリしているので、アタリが付きやすく、簡単にヒゲがついていきます。
ただ、洗濯をしないと、生地が汗で酸化してしまうため、破れやすくなり、長く穿けないものになってしまいますから適度な洗濯は絶対に必要です。
これも常連のお客様からの受け売りですが、洗濯後にまた糊づけをしてはくと、洗濯のデメリットが軽減されるそうです。
色落ちはどうしてもしてしまうので、難しいところではありますが。