上と下のダメージが共にアウトシームに達してしまっています。
これは、かなり厳しい状態です。
こちらのサンプルでもご説明した通り、
かなり歪みが生じやすい状態となります。
こういった状態ですとどうしても少し歪みが生じてしまいます(涙)
リペア後の状態をご覧いただくと、アウトシームのラインが気持ち少し外に広がっています。
これは、歪みの一種です。
ただ、当店の歪みレベルの場合、着用時には支障はございません。
また、多少の歪みが生じてしまっても、当店のリペアはとてもしなやかですので、
それほど気にならないと思います。
『言い訳がましいな!』
と聞こえてきそうですが(汗)
歪みに注意されているリペア職人の方々なら、きっと分かってくれると思います!
GAMUSHARAは、本当に歪みに注意しているので、
ケースバイケースですが、可能な限り小さい歪みで切り抜けます!
あまりにアウトシームに干渉している範囲が激しい場合、
アウトシームの縫い合わせを一度割ってリペアすることも考えます。
その方が、リペアの仕上がりが綺麗になるケースもあるからです。
もちろん、基本は、アウトシームの縫い合わせを解くようなことはありません。
すべてはケースバイケースです(笑)
もちろん、ヴィンテージや穿き込まれているジーンズのアウトシームは
絶対に解きませんので、ご安心ください!!