上のダメージと下のダメージの間の生地もかなり薄くなってきているため、
その間もリペアを行って補強してあります。
上下のダメージが近い場合、間の生地を補強しませんと、変なシワが生じてしまいます。
なので、このくらいの間隔でダメージがある場合、間の生地が傷んでいなくとも補強する方が
見た目的には良いかと思われます。
もちろん、事前に補強を行っておくことで、ゆくゆくの生地の傷みも防ぐことが出来ますので、
とても有効です。
仮に、間の生地を補強しないでおきますと、上下のリペアの負荷によって、間の生地が過剰に
伸びていってしまいます。
そうしますと、後々、間の生地部分に破れが生じ、いざリペアを行おうとしますと、生地が
伸び切ってしまっているため、リペアのクオリティが明らかに落ちてしまいます。
こういったケースの場合、主に歪みとして症状が出てしまい、見た目的にあまり良いものでは
ありませんので、早めの対応が望ましいかと思われます。