かなり色落ちの進んだリーバイスのビンテージです。
BigEと呼ばれるもので、実はGAMUSHARA店長が一番好きなヴィンテージジーンズです。
なぜかというと、ワイドシルエットのものが多いので、とてもリペアがやりやすいからです(笑)
66モデルに入ってしまうと、細身のものが増えてきますので、どうしてもリペアしにくい箇所が出てきます。
これは、リペア職人としての勝手な意見ですが。。。
色落ちは66モデルの方が安定していて、綺麗ですし、ラインも綺麗なので、穿くなら66ですね。
ただ、BigEは、耳のアタリが綺麗に出ているものが多いですね!
理由は分かりませんが、その時代の生地の特性かと思います。
こういったメリハリのある耳部分のリペアは、少しやりにくいです(汗)
こちらのジーンズは、ちょうど付け根辺りのヒゲが途切れ、過度に色落ちが進んでいます。
こういった状態を見ると、歴代のオーナーさんの中に付け根を擦る癖があったのかなぁ・・・
と考えたりもします(笑)
ジーンズは、着用者の癖が色落ちと共に出てきますので、本当に面白いですね。
リペアの説明が全然ありませんでしたが、ご覧の通り、穿きこんで出来た穴のリペアは、
とてもカッコイイです!
これで、さらに一つ味が加わったことになりますね。
GAMUSHARAのリペアは、元々あるヴィンテージの味を崩さすしっかり保存するようなリペアが
行えるので、とても理にかなったリペアかと、自分では勝手にそう思っております(笑)