ジーンズのボタンホールのリペア

こんにちは。

群馬県でジーンズのお直し屋を運営しています、

GAMUSHARA店長の竹澤です!

今回の記事は、ボタンホールのリペアです。

ボタンは、どうしても外す頻度が高いので、傷みやすい箇所ですよね。

特にトップホールは、一番脱着が多い箇所なので

傷みやすいです。

比較的ステッチがしっかりしているので、

案外解れてくるようなことはないのですが、一度解れ始めてしまうと早いので、

早めに直しておくことがベスト!

リペア前はこのような状態。

ボタンホールの修理前

ホールの周囲が丸々なくなってしまっている状態です。

比較的軽度に見えるのですが、

実は、こういった傷み方が一番厄介!!

非常にリペアが難しいのです!

それにしても、ボタンホールのステッチって、

ほんと程度なステッチ量ですよね。

しかし、お直しを行う立場として、あまり少量のステッチだと、少々不安です(汗)

だって、解れるまで着用していたわけなので・・・

やはり、ここは強度を重視して仕上げます!

もちろん、

『固過ぎてボタンが抜けなくなった!!』

ということはありませんのでご安心を(笑)

そんなわけで、リペア後の状態。

ボタンホールの修理後

このような感じで仕上げました!

オリジナルよりステッチ量が多いのが

分かるかと思います。

もちろん、破れていた生地部分もしっかり補強します。

しかも美しく!!

これだけしっかりリペアを行えば、当分は大丈夫でしょう♪

ホームページで多数リペアサンプルを掲載しています。

よかったら、見てやってください☆

トゥルーレリジョン、左後股のダメージを目立たなく完璧リペアで!

こんにちは。

群馬県でジーンズのお直し屋を運営しています、

GAMUSHARA店長の竹澤です!

今回の記事は、トゥルーレリジョンの上級グレードの『SUPER T』の

後股ダメージ部分を完璧リペアです。

セレブ御用達、多数愛用していることで知られるトゥルーレリジョン。

その中で、5本糸を一束とした極太ステッチで仕上げられているのが、

この『SUPER T』というタイプです。

トゥルーレリジョンのパッチ画像

ちょっと話が反れますが、当店では、

SUPER Tの裾上げアタリ出し加工も行っているのですが、

物凄く作業時間を要し、物凄く気力を必要とする作業のため、

毎月限定5本の完全予約制で行っております。

それであっても、半年近く先までご予約で一杯となっております。

お待たせしてしまっております皆様、本当に申し訳ございません。。。

今回は、裾上げアタリ出し加工のご依頼ではなく、

『後股部分のダメージを目立たなくお直しする』というリペアのご依頼です。

トゥルーレリジョンのデニムの多くは、

特殊な生地の編まれ方をしていて、パッカリングという生地の

ウネリが起こりにくいように仕上げられております。

この特殊な編まれ方は、実はリペア技術にとって

物凄ーーーーーーく、天敵です!!

リペアは、基本的に、縦落ちと呼ばれるジーンズ特有の

色落ちに沿ってデニムに近い色の糸を入れていく形で行います。

しかし、

トゥルーレリジョンのような編まれ方のものの場合、

この縦落ちがしっかり出ず、さらにリペアで入れていく糸自体が

生地にしっかり食い込まないため、リペア跡が浮いて見えてしまうのです。

説明し出すと切がなくなるので、

こういった理由からリペアに不向きなデニムブランドさんです(汗)

『お前、そんなこと言って、クオリティが落ちた言い訳にしようとしているだろ!』

と、皆様の心の声が聞こえてきます。。。

フッフッフッ。

汚名返上、仕上がりをどうぞ!!

左後股のダメージリペア後

今回は、先にリペア後の画像を載せました!

中々綺麗に直っているでしょう?

当店、GAMUSHARAのダメージを目立たなくお直しする方法の完璧リペアは、

とても特殊な方法で行っているため、結構綺麗に直せたりします。

ただ、どうしようもない・・・というケースも年間何本かありますが。。。

そういったときは、ガッチリとご説明し、

違うリペア方法をご提案しております。

おっと、忘れるところだった(汗)

これがリペア前の状態です。

左後股のダメージのリペア前

どうでしょう、GAMUSHARAクオリティは?

ホームページで多数リペアサンプルを掲載しています。

よかったら、見てやってください☆

ジーパンのポケットスレーキ部分をリペア!

こんにちは。

群馬県でジーンズのお直し屋を運営しています、

GAMUSHARA店長の竹澤です!

今回の記事は、フロントポケットのスレーキの穴部分を塞いだリペアです。

状態はこのような感じです。

ポケットスレーキのダメージ

状態的には、圧倒的に破れているわけではありませんが、

ジッポといった類のものを入れると、まるで手品のようにポケットから、

消えてなくなることでしょう(汗)

ポケットにモノを入れる癖のある人は、特に注意が必要です。

意外と穴になっていることって気づかないですよ!!

ボクも昔、車の鍵を手品のように無くしたことがあるので!

キーホルダーがついていたのに・・・

未だに落ちたことに気づかなかった自分が信じられません!!

・・・という具合にならないよう、皆さん、気をつけてくださいね(笑)

本題に戻りますが、スレーキは結構穿いているときにゴワゴワ感

気になってしまう人が多い部分ですので、やり過ぎないように注意してリペアを行います。

どこの箇所でも同じですが、リペアをして、

見た目はしっかり埋まっているように見えても、

履き心地を極端に崩してしまったら、意味がありません。

そのリペアによって、生地に負荷を与えて次の破れを誘発してしまう・・・

ということも多いですので。

GAMUSHARA的には、そういったリペアは、ちょっとNGなので、

強度、見た目、履き心地でちょうど良いラインを狙ってリペアを行います!

結構ストイックでしょう?

おっと、スレーキから話が反れてしまいました(汗)

仕上がりはこのような感じです。

ポケットスレーキのリペア後

あまりステッチが入っていないように見えますが、

生地を2枚重ねてあるので、強度は問題ありません。

重要なのは、広めにリペアを行うことです!

穴のみでなく、必ず周囲の生地にも傷みがあります。

なので、予防の意味も込めて、広めのリペアで完璧です。

ジーパンのスレーキは比較的リペアしやすいですが、狭いので、

ミシンがどうしても入りません。

なので、一度ステッチを解いてリペアを行い、元に戻す形になります。

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