ジーンズは、穿き込むとヒザ下から付け根辺りまで色が薄く落ちます。
全部が全部そうではないのですが、大多数のジーンズがこのような状態になります。
色落ちの過程でダメージが出来るのですが、一番リペアしにくい状態が
こちらのジーンズのような状態です。
『ダメージの両端が色が濃い部分に接している状態』
こういった状態になりますと、リペアに使用する糸を2本以上必要としてしまいます。
本来は、一体感を出すために出来れば一色の糸で仕上げることがベストなのですが、
このようなケースは例外です。
画像の通り、仕上がりに違和感は生じませんが、職人目線ですと、
やはりどうしても
『グッジョブ!!』
は出せません。。。
ジーンズは、穿いてきた方の生き写しですので、100本あれば100通りの色落ちがあります。
ですので、どれが正しい状態・・・というのはないのですが、
こういった状態のダメージは、少しクオリティ部分に影響が出てしまうと
心の片隅に置いておいていただければと思います。
もちろん、GAMUSHARAは、誰が行うより、そのジーンズに適した色の糸をお選びすることが
出来ると確信しております♪